
4トン トラックの運転手として
仕事をしながらボクシングを

荷さばき用の革手袋を
グローブに付け替えて

池原選手 プロモーションのプランは
吉井寛社長の心中に立案済み
|
21世紀のボクシング界を担う「ダイヤモンド・ホープ」池原信遂選手を追いかける特集の2回目。普段の池原選手に迫ります。
池原選手が通う大阪帝拳ジムは、大阪市の中心にあり、小学生からプロ選手まで、中にはフィットネス目的の女性ジム生もいて、総勢250人の大所帯。練習は個々人の都合に合わせて選ぶことが出来、池原選手は日中仕事を終えて、午後6時頃から汗を流します。
その仕事は、現在「川治運送店」で4トントラックのアルバイトドライバーです。朝が早くても夕方にきっちり仕事が終わり、一定のペースで練習が出来るので、自分には合っていると話しています。
写真は今朝4時50分頃。岡山県に向けて荷物を配送する出発前に会いに行ってきました。元来几帳面な池原選手は、荷造りも前の日に済ませ、あとは運転するだけと、まさに準備万端。エンジンを点検して、阪神高速に乗っていきました。
食事はボクサーらしく、朝食をメインにして、昼・夜は少な目でした。夕食時にお宅に伺いましたが、ご飯を炊いて、納豆とお汁だけ。6年間このペースなので、量的に不満はないそうです。体重は常に規定の+4kg程度。減量は比較的楽な方だそうです。
そんな池原選手に「ボクシングとは何ですか?」と訪ねると、「今の自分にとってはボクシングが全てです。仕事も遊びもボクシングを中心に回っています」と、好きなボクシングに集中しているのだと、感じました。
池原選手の今後については、プロモーションをする大阪帝拳ジムのプランに乗ることになります。幸運にも吉井寛社長とお会いできたので、マイクを向けさせていただくと、「先ずは16日の新人王決定戦に勝つこと」と直近の試合に期待している様子でした。
しかし、その後は「新人王になると、あれだけのハードパンチャーは日本人が避けていく。来年早々には外国人ボクサーとの対戦で、日本ランクか東洋太平洋選手権かに出場させたい。そして最高の勝ち方を続ければ、再来年(つまり約1年後)には、世界の舞台に立てるでしょう。」と目を細めていました。
天性のセンスの良さは、大阪帝拳が輩出した渡辺次郎・六車卓也より上だと、吉井社長は太鼓判を押します。期待のホープは本物だと感じました。
|