
2001年6月29日
〜甲子園を目指せ!!
去年の覇者・富山商業〜

夏甲子園3度出場の澤田利浩監督

扇の要・主将 田近捕手

打撃の中心 相馬選手

甲子園経験者 高嶋内野手

期待の左腕 中澤投手
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KNBニュースプラス1では、夏の高校野球富山大会開幕に向けて、注目校、話題校を紹介していきます。その取材の中で、木下が実際に話を聞いて、写真撮影させていただいた学校を、このコーナーでご紹介していきます。
1回目のきょうは、去年夏の覇者、富山商業です。いつものように、ご意見、ご感想などはこちらまで・・・。
sports@knb.ne.jp
2000年シーズン(1999年秋〜2000年夏)の富山商業は、県内大会無敗、つまり秋、春、夏と三冠を達成しました。平成6年秋から指揮を執る澤田監督にとって、この年が初めての三冠達成でした。
ところが一転、2001年シーズンの今年は、県大会決勝はおろか、初戦、二戦目で敗退し、自力でシード権を獲得する事が出来ませんでした。
澤田監督は今年のチームを「武器を持たない」チームだと表現しました。甲子園に出場して、全国の相手と戦うには、何かしらの「武器」が必要だと言います。打撃、投手力、機動力などなど・・・。さしずめ去年、永原投手が主将を務めていたチームは、打撃を武器としていたと言います。
長崎日大との一戦では、5失点をしながらも、終盤追い上げを見せ、5対3まで持ちこむ粘りを見せました。澤田監督は、「特に相手が終盤力を落としてきた時にたたみかける打撃力に自信があった」と振りかえりました。
今年はどうでしょうか?木下の私見では、キャプテンの田近、野手では相馬、高嶋ら、去年の甲子園経験者が多く残り、チームを引っ張っている事を考えると、「かけがえの無い経験」という武器を持っているように思うのですが・・・。
澤田監督は、逆に「今年は重圧を感じない」とも言います。秋や春に凄い戦いをすると、必ず「マーク」される。ところが目に見える実績を挙げていない今年は、そんな視線にさらされる「プレッシャー」が殆ど無いと言います。これこそが、今年の富商野球部の「最大の武器」なのかもしれません。
優勝するチームは、得てしてノーシードから勝ちあがる事があります。大会前の評判ではあまり注目されないけれど、開幕直前からぐぐんと力を上げ、戦いに勝ちながらさらに向上していくチームも、過去にたくさんありました。
澤田監督は、「厳しいトレーニングや、疲れる練習はやるだけやった。あとは、跳ね上がってくるのに期待します」と言います。田近主将も、「チームの状態が上向いてくるのを感じています。本番までに最高の状態に持っていき、悔いの無い戦いをして、2連覇を目指します」と、力強く話してくれました。
最後に、気になる戦力についてですが、投手は、古川・水高の3年生両右腕と、2年生ながら春の大会では先発マウンドも任された、期待の左腕中澤投手の3人が中心。打撃は、甲子園経験者の相馬、高嶋らを中心に、十分にフェンスオーバーを打てる打力を備えています。
春の大会では背番号と守備位置が一致しなかったポジションも見うけられましたが、ここに来て安定感が増し、本番では、富商らしい堅実な守備を見せてくれるはずです。
何と言っても伝統校の富山商業。このチームで迎える最後の公式戦となる夏の大会では、威風堂々、富商野球を存分に発揮して欲しいと期待しています。夏のスタンドに、富商のテーマ「ジーザスクライスト・スーパースター」の分厚いブラスサウンドが帰ってくる日を、楽しみにしています。
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