
2002年9月24日
〜国体最終日
意を決してボートを取材
そして競技別天皇杯獲得〜

5位 成年男子ダブルスカル
5―8位決定戦でトップゴール

少年女子舵手付クオドルプル
2位 八尾高校クルー

ラストレースを終えて握手
少年男子舵手付クオドルプル

2年ぶり8度目の競技別天皇杯
トロフィーを手に喜ぶ有須孝之監督

全日程を終了して優勝を喜ぶ
富山県選手団

成年勢の着実な加点も勝因
成年女子舵手付クオドルプル
6位 インテッククルー
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4日間+1日という変則的な日程で行われた夏のよさこい高知国体は、きょうが最終日。KNBクルーは、意を決して四万十川に作られた、ボート競技会場に向かいました。
何故意を決したのか?それは、県都高知市から、車で3時間以上かけて行かなければならないからでした。最終日は、得点集計などの関係もあり、午前中に全ての競技が終わるのが通例。すなわち、ボートに取材に行けば、水泳など、その他の決勝種目の取材は不可能になるわけです。
それでも木下がボート競技会場に向かったのは、4種別(成年・少年・各男女)で、合計7つのクルーが、この日レースに臨むことが決まっていたからです。少なくとも8位以内に7クルー。その内3つは1―4位となれば、2年ぶり8回目の、競技別男女総合優勝を勝ち取れるかもしれない!その思いだけで、朝5時に高知を出発しました。
日本最後の清流四万十川が舞台のボート競技。県勢は少年の活躍が光りました。先ずはシングルスカル決勝に臨んだ、八尾高校の小林弘幸選手。岸から見て一番手前、第5レーンの小林は1000mのコース中、中間点の500mで2位につけ、追い上げを狙いました。
「練習の成果は全て出しきれた」と胸を張る小林は、トップの選手を捉える事こそ出来なかったものの順位はキープして堂々の2位。嬉しい上位入賞となりました。レース後小林選手は、優勝したかったので悔しさは残りますが、3年間を締めくくる最後の大会で、満足できるレースが出きて嬉しいです」と話し、爽やかな笑顔で3年間を締めくくりました。
続いて、4人が2本ずつオールを持ち、これにコックス(舵手)が加わる、少年女子舵手つきクオドルプル・八尾高校クルーは、地元とも呼べる臨県・愛媛の宇和島東を激しく追い上げる、熱いレースを展開しました。地の利もあったか、宇和島東クルーには追いつけませんでしたが、後続の艇を振りきって2位でゴール。少年勢、連続の上位入賞となりました。
実は、2位と3位の差は、写真判定となりました。レースを終えて、岸に上がってからも確定が出ない中、少年女子の有須孝之監督は、笑顔と拍手で迎え、「良くやった、感動したぞ!」と健闘をたたえる姿には、目頭が熱くなりました。
その有須監督に聞くと、「ボートは富山県の宝と言われますが、それ以上に、選手は私の宝です。本当に良くやってくれました。」と涙声で語り、喜びをかみ締めていました。
県勢最後の出場となった、少年男子舵手つきクオドルプルには、富山選抜が出場しました。3年生にとって高校生活最後のレース。弱点と感じていたレース中盤を何とか凌いでラストスパーとに入りましたが、こちらも惜しくも2番手でゴール。とはいえ、少年勢で3クルーが上位入賞と、その実力の高さを全国に示した形となりました。
クルーキャプテンを務めた、林慎一朗選手は、「4日間、環境にも恵まれて、いい思い出になりました。本当は優勝したかったけど、ボートにかけた3年間は最高でした」と話し、仲間と健闘を称えあっていました。
これに先立ち行われた、5位から8位決定戦には、成年勢4クルーが出場し、男子ダブルスカルが5位、成年女子舵手つきクオドルプル(インテック)が6位入賞するなど確実にポイントを獲得し、富山県選手団全体では、参加点を含め95点を獲得しました。
実は今年のボート競技は、各都道府県の実力が拮抗し、ポイントが細かく分散する異例の接戦となりました。そんな中、少年、成年と幅広くポイントを挙げた県勢は、2位の愛媛とわずか2.5点差で、見事ボート競技第1位。2年ぶり8度目の競技別天皇杯を獲得し、ボート王国健在ぶりをアピールしました。
これで夏の国体の全日程が終了。夏の総合順位は14位、夏と冬を合わせた男女総合成績・いわゆる天皇杯順位は15位となりました。夏季大会前に県体育協会が示した目標順位「一桁を目指す」には、必ずしも届いたとは言えませんでしたが、場面場面での選手たちの眼差しを思えば、正直、順位は二の次だと思えました。
今度は秋の国体にバトンタッチです。秋の大会もこれまた変則日程で行われます。
【陸上競技】 10月21日(月)〜24日(木)
【秋季競技】 10月26日(土)〜31日(木)
秋の大会にも、木下はデジカメ片手に取材に行きます。今回は、後半、リポートの完成が追いつかず、しばらく「工事中」となってしまいましたが、気持ちを入れ替えて、「デイリーSPORTS」の名に恥じない様、頑張りますので、引き続きヨロシクお願いします。
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