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2007 年 02 月 07 日 18:14
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地デジ高精度GPS、「ことばの道案内」
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目の不自由な人を正確に音声で道案内するナビゲーションの実験が7日、富山市で行われました。
地上デジタル放送の電波を使った誤差の少ない位置情報システム・高精度GPSの活用です。
この実験は、独立行政法人情報通信研究機構の助成対象事業として行われたもので、放送機器メーカーのLSIジャパンがシステムを開発、KNBが実験に協力しています。
端末を使って実験に参加するのは県内の視覚障害者団体と、東京のNPO法人、「ことばの道案内」のメンバーです。
「ことばの道案内」とは、目が不自由な人など地図が読めない人を、目的地まで音声で誘導する音声ナビゲーションサービスのことで、文章化した道案内情報をインターネット上に公開し、読上げ機能がついた携帯電話などを使って利用します。
団体では、東京都など首都圏を中心に現地調査を行い、駅から公共施設などまでの誘導データ、いわゆる、「ことばの地図」を作成する活動を進めています。
今回の富山での実験を前に、去年、下見をして、誘導のための情報を収集しました。
カーナビなどで利用されている通常のGPSでは、誤差は数メートルから、大きい場合は十数メートルにもなり、車の誘導では使えても、車道と歩道との区別など、より正確な位置情報が必要な、人の誘導には精度が足りません。
それが、地上デジタル放送電波を使った高精度GPSでは、電波に”ズレを補正するデータ”を乗せて送ることで、誤差を数十センチ、さらには数センチ単位にまで縮めることが可能となり、正確に位置を導き出すことができます。
実験では、歩道上の点字ブロックを基準に北日本放送から近くの市民体育館までや富山駅から北日本放送までの道案内が検証されました。
現段階ではまだ、GPSの受信状態によって大きく位置情報がずれるなど、課題も見えてきましたが、今後の開発へ向けた第一段階といえます。
地上デジタル放送の電波を使った高精度GPSについては、既に、KNBなどがおととしの3月に、車椅子を使った誘導実験を行っているほか、富山商船高専の河合助教授が海上での活用へ向けた基礎実験なども実施しています。
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