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立山ネット21

2005 年 10 月 14 日 18:04
北アルプス立山で「氷の遺跡」調査

氷の層に閉じ込められた植物
(立山内蔵助雪渓 アイスホール)
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 北アルプス立山でこのほど万年雪の層やその下にいまも残る、およそ1700年前の氷河の姿を調べる調査が行われました。
 
 ハイビジョンカメラもアイスホールに入り、「氷の遺跡」の撮影に成功しました。
 
 アイスホールは普段万年雪に覆われて見えませんが、積雪の少なかった年などには、ひょっこりと姿を現すことがあり、立山で8年ぶりにみつかりました。
 
  北アルプス立山、雄山から別山への稜線の東側に広がる内蔵助カール。その標高2700メートルの地点にあるのが「内蔵助雪渓」です。
   
 この内蔵助雪渓の下には、これまでの調査で、かつて氷河として動いていた大きな氷の層があることがわかっています。

 アイスホールを下降して12メートルまでは、押し固められたような白い層の万年雪です。

 さらに下降するとかつて氷河として動いていた証となる小石や岩を飲み込んだ氷の層が現れ、小枝や植物の破片、閉じ込められた空気を調べることで、その時代時代の気象や環境の変化を科学的に知ることができます。

 さらに、下降していくと氷河の層が広がり、そして最も深い部分に降り立つと、水あめ状の断面が谷側に傾斜して延びているのが確認できます。

 今回の調査では万年雪の層がおよそ4メートル縮小しているのが確認されました。
 
 立山カルデラ砂防博物館では今後、アイスホールの中から持ち帰ったサンプルを分析し、氷河の詳しい調査を進める考えです。

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